従業員を雇うようになったら、ホームページは必要だろうか
一人でやっていたときは紹介だけで仕事が回っていた。でも従業員を1人、2人と雇うようになってから、「このままのやり方で本当に大丈夫なのか」と感じている施工会社の社長は多いのではないでしょうか。紹介だけでは仕事の量が読みにくく、従業員の手を止めないだけの受注を安定して確保するのが難しくなってきます。
「ホームページなんて大きい会社がやることだろう」と思っていても、人を抱える立場になった瞬間から、事情は少し変わってきます。この記事では、従業員を雇う規模になった施工会社にとって、ホームページがどういう役割を果たすのかを整理します。
結論:人を雇うなら、仕事の「入口」も自分で持っておいた方がいい
紹介だけに頼る営業は、紹介してくれる人の数が仕事量の上限になります。従業員を雇った分だけ仕事を増やす必要があるのに、入口が紹介だけだと、増えるペースをコントロールできません。ホームページは、紹介以外の問い合わせが入ってくる窓口を自分で持つための手段と言われています。
また、採用面でも同じことが起きています。求人を出しても応募が来ない、来ても1回で終わる、という悩みを抱える施工会社は、応募者が「会社のことをもう少し知りたい」と思って検索したときに、何も出てこないことが原因の一つと言われています。特に若い応募者は、面接に行く前に会社名で検索して情報を確認する傾向があるとも言われていて、そこで何も見つからないと「応募しようか迷っている状態」のまま離れてしまうことがあります。
なぜ「人を雇う」とホームページの必要性が変わるのか
一人でやっているうちは、自分の信用=会社の信用でした。しかし従業員が増えると、お客さんは「この会社に任せて大丈夫か」を、社長個人の人柄だけでなく、会社としての実態で判断するようになります。従業員が何人いるか、どんな工事を得意としているか、どのエリアで動いているか。これらを毎回口頭で説明するのは現実的ではありません。
さらに、従業員を雇うと「売上を安定させる責任」が重くなります。自分一人の生活費だけでなく、従業員の給料も含めて毎月の仕事を確保しなければなりません。紹介だけに頼っていると、閑散期に仕事が途切れるリスクがそのまま従業員の雇用にも直結してしまいます。紹介をしてくれる人も、当然ながら自分の都合で仕事を紹介してくれるわけではありません。相手の体調や付き合いの状況によって紹介の数は年によって変わるため、それだけを経営の土台にするのは、人を雇う立場になるほど不安定だと言われています。
例えば空調工事会社・電気工事会社なら
例えば空調工事会社で従業員を2名雇ったケースを考えてみます。これまでは社長一人で現場も営業も回していましたが、従業員が増えた分、受注を切らさないようにする必要が出てきます。そんなときホームページに過去の施工事例や対応エリア、使用している機器のメーカーなどを載せておくと、元請けや新規のお客さんからの問い合わせが紹介以外の経路からも入ってくるようになったという声があります。
電気工事会社の場合も同様で、求人を出す際に「どんな現場を担当するのか」「社内の雰囲気はどうか」をホームページに載せておくことで、応募者が応募前に会社のイメージを持てるようになり、面接の段階での認識のズレが減ったと言われています。採用でも集客でも、会社の情報を一箇所にまとめておく場所があるかどうかが分かれ道になっているようです。
よくある勘違い
「うちはまだ小さい会社だから、ホームページは従業員が10人を超えたら考えればいい」と思っている社長は少なくありません。しかし実際には、従業員を雇い始めた初期こそ、紹介以外の受注経路を作っておく意味が大きいと言われています。人数が少ないうちの方が、仕事が切れたときの打撃が相対的に大きいためです。
また「ホームページを作れば自動的に仕事が増える」という誤解もあります。ホームページはあくまで「会社の情報をいつでも確認できる窓口」であり、そこに何を載せるか(施工事例、対応エリア、会社の強み)によって効果が変わってきます。作って終わりにせず、内容を整えていくことが大切だと言われています。
もう一つの勘違いは、「ホームページを持つと管理が大変そう」というものです。更新作業が負担になって続かなくなるケースを見てきた方もいるかもしれません。ただ、最近は写真と情報を渡すだけで作成・更新を任せられる仕組みも増えてきていて、現場の作業と兼業している社長でも無理なく運用できる方法があります。
今日できること
まずは自分の会社名を実際にGoogleで検索してみてください。ホームページが無い、または情報が古いままになっている場合、お客さんや応募者が最初に感じる印象がそこで決まってしまいます。従業員を雇うタイミングは、会社の「顔」を見直すちょうど良いきっかけになります。
すでに元請けや取引先の視点でホームページの必要性を考えたい方は、元請けや取引先は、ホームページを見て協力会社を選んでいるのかも参考にしてみてください。一人親方の立場から必要性を考えたい方は、「ホームページなんて、うちには要らない」と思っている一人親方さんへもあわせてご覧ください。
FAQ
Q. 従業員が1人しかいなくても、ホームページは必要ですか?
必要性は会社規模そのものより、紹介以外の受注経路があるかどうかで考えた方がよいと言われています。従業員が1人でも、紹介が途切れたときのリスクは同じようにあります。
Q. ホームページより先に求人サイトに登録した方がいいですか?
求人サイトも有効ですが、応募者が応募前に会社を調べる際の情報源としてホームページがあるかどうかで、応募の質が変わると言われています。両方を組み合わせるのが現実的です。
Q. ホームページを作る時間がなかなか取れません。
自分で全部作ろうとすると時間がかかります。写真と会社の情報を渡すだけで作れるサービスもあるので、現場を止めずに進める方法を検討してみてください。
Q. SNSで会社の様子は発信しています。それでも足りませんか?
SNSは日々の発信には向いていますが、過去の投稿は埋もれやすく、会社の基本情報(対応エリア、施工実績、連絡先)を探す人には不向きな面があります。ホームページとSNSを役割分担させる考え方がよいとされています。
まとめ
紹介だけで回っていた頃から一歩進んで、従業員を雇う規模になったタイミングは、会社の「入口」を見直す良い機会です。職人HOMEでは、写真とお店の情報を送るだけで、丸投げでホームページを持てます。気になる方は公式LINE(https://lin.ee/RHVRO94N)からお気軽にご相談ください。

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