「料金はお問い合わせください」だけのページ、損をしているかもしれません

「料金はお問い合わせください」だけのページ、損をしているかもしれません

ホームページを作るときに、多くの職人さんが最後まで迷うのが「料金を載せるかどうか」です。同業の知り合いに聞いても「載せないほうがいい」という人と「載せたら問い合わせが増えた」という人がいて、どちらが正しいのか分かりにくいところだと思います。今回は、料金の見せ方について、よくあるパターンと、現場の実情に合わせた工夫を整理してみます。

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料金の手がかりがないページは、そっと閉じられている

検索してホームページを見に来る人は、たいてい同時にいくつかの会社を見比べています。そのとき、料金の手がかりがまったく書かれていないと「だいたいいくらか分からないから、とりあえず次の会社を見よう」と、問い合わせる前に離れてしまうことが多いと言われています。

「料金はお問い合わせください」という一文だけだと、値段を聞くだけのつもりでも強く営業されそう、断りにくそう、と身構える人が一定数います。特に初めて工事を頼む個人のお客様ほど、その傾向が強いようです。

以前より電話やメールが減っている実感があるなら、腕や実績の問題ではなく、単に「判断する材料が足りていない」ことが理由になっている場合があります。まずは自分のホームページを、初めて見る人の目で眺めてみると気づくことがあります。知り合いに頼んで、何も説明せずに見てもらい「これ、だいたいいくらの店に見える?」と聞いてみるのも一つの方法です。自分では十分書いたつもりでも、相手には金額の見当がまったくつかない、ということはよくあります。

正確な金額でなくていい、「目安」で十分伝わる

現場ごとに広さや状態、使う材料が違うので、きっちりした固定金額を出せないのは当たり前です。だからこそ「一式◯万円程度から」「一般的な広さの◯◯工事で△△万円前後」というように、幅を持たせた目安の書き方が現実的です。金額のあとに「※現地を見てから正式にお見積りします」と一言添えておけば、あとで金額が動いても問題になりません。

もう一つ分かりやすいのは、これまでの施工事例に、おおよその費用と工期、広さや部屋数などの条件をセットで数件載せる方法です。数字が具体的だと、見ている人が「うちだとこれくらいかな」と自分のケースに置き換えて考えやすくなります。

「安さ」を売りにしていない会社でも、目安を出すこと自体は損になりません。むしろ、ある程度の金額を見たうえで連絡してくる人が増えるので、価格だけで比べられて終わる、ということが減っていきます。

料金を見せると、そのあとのやり取りの手間も減る

料金の目安があると、予算が大きくずれた問い合わせが自然と減ります。「思っていたより高いので今回は見送ります」というやり取りだけで終わる電話は、対応する側にとってもなかなか時間を取られるものです。その回数が減るだけでも、現場の合間の負担はだいぶ軽くなります。

逆に、金額感に納得したうえで連絡してくる人は話が早く、見積りに出向いて空振りに終わることも少なくなります。限られた時間で動いている一人親方ほど、この効果は大きいはずです。

料金の案内には「含まれるもの」と「別途かかるもの」を短く書き添えておくと、あとから追加費用の説明をするときにも「ホームページに書いてあるとおりです」と伝えられて、行き違いを防ぎやすくなります。

どこに置くかでも、読まれ方は変わる

料金の情報は、専用のページを一枚作っておくと同時に、施工事例やトップページからもすぐ行き来できるようにしておくと親切です。せっかく目安を用意しても、たどり着くまでに何回もクリックが必要だと、そこまで見てもらえないことがあります。

書き方としては、長い文章で説明するより、表や箇条書きで「◯◯工事 △△万円程度から」と並べたほうが、ぱっと見て伝わります。スマホで見ている人が多いので、指で軽くスクロールする間に金額の目安が目に入る、くらいの見せ方がちょうどよいと言われています。

また、「価格は◯年◯月時点のものです」と日付を入れておくと、材料費が動いて金額を変えたいときにも直しやすく、古い数字がそのまま残ってしまう心配も減ります。

金額を出しにくい業種でも、できる工夫はある

一件ごとの内容がまったく違って、どうしても金額を出しにくい仕事もあります。その場合は無理に数字を並べなくても、「お見積りは無料です」「出張費はこの範囲まで無料です」「ご相談から工事までの流れ」といった、お金にまつわる不安を減らす情報だけでも十分に役立ちます。

対応できる工事の範囲、受けられる最小の金額のあるなし、他社と比べたときの違いなども、見ている人にとっては判断の材料になります。金額そのものでなくても「頼んだらどうなるか」がイメージできれば、問い合わせのハードルは下がります。

一度決めた見せ方も、そのままにしておく必要はありません。実際に来た問い合わせの傾向を見ながら、半年に一度くらい「この書き方で伝わっているかな」と見直すと、少しずつ自分の商売に合った形になっていきます。

料金の見せ方に唯一の正解はありませんが、「手がかりがまったくない」状態は、見ている人の不安を大きくするだけで、あまり得がありません。ざっくりした目安だけでも示しておくことで、問い合わせのハードルが下がり、そのあとのやり取りの手間も減っていくはずです。

職人HOMEでは、写真とお店の情報を送っていただくだけで、料金の見せ方も含めてこちらで整えてホームページをお作りします。細かい設定は分からなくても、丸投げで大丈夫です。気になる方は公式LINE(https://lin.ee/RHVRO94N)からお気軽にご相談ください。

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