「資格を持っている」ことが、お客さんにちゃんと伝わっていますか

「資格を持っている」ことが、お客さんにちゃんと伝わっていますか

長い年数をかけて取った資格や、これまで積み上げてきた現場の数。職人さんにとっては当たり前の財産ですが、意外なことに、お客さんにはほとんど伝わっていないケースが多いようです。名刺の隅に資格名が書いてあっても、一般の人はその文字を見て価値をイメージできません。今回は、資格と実績を「信用として伝わる形」でホームページにのせるための考え方を整理してみます。

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お客さんは「資格の名前」までは知らない

リフォームや修繕を頼むとき、多くの人は2〜3社に声をかけて話を聞きます。そのときに比較の材料になるのは、たいてい金額と、話したときの印象くらいです。専門的な資格の名前を出されても、それがどれだけすごいものなのか、一般の人にはなかなか判断がつきません。せっかくの資格が、比較の土俵に乗らないまま終わってしまうわけです。

ホームページに書いておくと、直接会っていない時間帯にも判断材料を渡せます。夜に自宅でスマホを見ながら業者を探している人や、他社の見積りを見比べている途中の人にも、静かに情報を届けられます。営業に出向かなくても信用の一部を先に伝えられる、という点が大きな違いです。

実際、問い合わせをくれた人に「何を見て連絡しましたか」と聞くと、「資格と、これまでの現場の写真を見て、この人なら任せられそうだと思った」と答える方が少なくないようです。金額を出す前の段階で、すでに気持ちが傾いているわけです。

ただし、資格名をただ並べただけだと、一般の人には呪文のように見えてしまいます。並べ方にひと工夫が必要です。

資格は「何ができる証明か」を一言そえる

資格名の後ろに、かみ砕いた説明を短く添えるだけで印象が変わります。たとえば「この資格は、一定の規模以上の工事を任せられる目安のひとつと言われています」「一定年数の実務経験がないと受けられない試験です」といった具合です。読んだ人が「ああ、ちゃんと勉強して現場も踏んできた人なんだな」と受け取れれば十分です。

取得した年や、その分野での経験年数もあわせて書いておくと具体性が出ます。「〇〇年に取得、この仕事に携わって〇年」という一行があるだけで、文章に重みが出てきます。数字は正確でなくても、おおよそで構いません。

更新のための講習を受けていることや、新しく取った資格に触れておくのも良い方法です。今も学び続けている姿勢そのものが、安心材料として伝わります。

実績は「ざっくりした数字」と「具体的な現場の話」の二本立てで

まず、ざっくりした数字です。開業からの年数、1年あたりのおおよその対応件数、主に動いているエリア。細かく正確である必要はないので、「おおよそ」「これまでに」と添えて、規模感が伝わる程度に書けば十分です。数字があると、はじめての人でも頼む前のイメージを持ちやすくなります。

次に、具体的な現場の話です。お客さんの名前は出さず、匿名で構いません。「築30年ほどの戸建てで、キッチンと浴室、洗面をまとめて入れ替えた例」「雨漏りの相談から、屋根の一部葺き替えまで対応した例」のように、どんな相談に応えてきたかが分かる書き方にします。読んだ人は「自分のケースも相談していいんだ」と感じやすくなります。

施工前と施工後の写真をセットにすると、さらに伝わりやすくなります。「どんな困りごとがあったか」「何をしたか」「どうなったか」の順で、数行ずつ短くまとめるだけで、立派な実績紹介になります。

許可番号・保険・加入団体も、立派な安心材料

建設業の許可番号、賠償責任保険への加入、組合や協会への加入。こうした情報は派手ではありませんが、「きちんとした事業者なんだな」という目印として受け取られやすい部分です。あって当たり前と思わず、書ける範囲で載せておくことをおすすめします。

特に、法人や管理会社が相手の仕事では、こうした情報がそろっているかどうかで、候補に残れるかが変わることもあると言われています。担当者が社内で「この会社に頼みたい」と説明するときの材料にもなるからです。

大事なのは、誇張しないことです。事実だけを淡々と並べるほうが、かえって信用されます。持っていないものを大きく見せる必要はなく、今あるものを分かりやすく整理して見せる、という姿勢で十分です。

資格や実績は、どこに置くと目に入りやすいか

せっかく書いても、奥まったページに埋もれていては読まれません。まず、トップページの見えやすい位置に「開業〇年」「〇〇の資格を持った職人が対応します」といった一文を短く置いておくのがおすすめです。ここで興味を持った人が、詳しい説明のページへ進んでくれます。

資格の詳しい説明や現場の事例は、「当店について」や「施工事例」といったページにまとめておきます。だらだらと長い文章にせず、見出しと箇条書きを使って、ぱっと見て分かる形にしておくと読み飛ばされにくくなります。

問い合わせフォームの近くにも、「〇〇の資格を持った担当が確認します」といった一言を添えておくと、連絡する直前の人の背中をそっと押すことができます。同じ情報でも、置く場所によって効き方が変わってきます。

まとめ

資格も実績も、黙っていれば無いのと同じように扱われてしまうことがあります。難しく飾る必要はありません。「何ができる人なのか」が普通の言葉で伝わるように書いておく、それだけでお客さんの受け取り方は変わってきます。

職人HOMEでは、お手持ちの資格や実績、施工写真とお店の情報を送っていただくだけで、丸投げでホームページを持てます。「何をどう載せればいいのか分からない」という方も、まずは公式LINE(https://lin.ee/RHVRO94N)からお気軽にご相談ください。

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