現場が終わってからの事務作業に追われている一人親方へ

現場が終わってからの事務作業に追われている一人親方へ

現場で道具を片づけて家に帰り、ひと息つく間もなく見積りの作成、請求書の準備、折り返しの電話。気づけば時計は夜の10時、11時。そんな毎日を送っている一人親方や個人事業主は少なくないと言われています。事務作業そのものをなくすことはできませんが、かける時間と気持ちの負担は、工夫しだいで減らせます。今回は、現場仕事と事務作業のあいだで消耗しないための考え方と、明日から試せる小さな工夫をまとめました。

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事務作業が終わらないのには理由がある

一人で仕事をしていると、事務作業はまとまった時間に発生してくれません。現場の休憩中、移動中の車の中、そして夜。細切れの時間に少しずつ押し寄せてくるので、いつまでたっても「片づいた」という感覚が持てないという声をよく聞きます。

しかも作業の種類が多いです。見積り、請求、材料の発注、日程の調整、施工写真の整理、確定申告のための帳簿づけ。ひとつひとつは十分ほどで終わることでも、種類が多いと頭の切り替えだけで疲れてしまいます。

さらに、「これは自分にしかできない」と抱え込みやすいのも一人親方にありがちなところです。実際には人に任せられる部分もあるのに、頼み方がわからないまま全部を引き受けてしまう。まずはこの状況を「よくあること」と客観的に見るところから始めるとよいかもしれません。

よくあるのが、日中は問い合わせの電話に何度も出て手を止められ、夜は見積りづくりで時間を取られ、日曜日にまとめて請求書を作る、というパターンです。平日の昼間に本来あてたい現場の段取りや職人としての勉強の時間が、事務に押し出されてしまう。この構造に気づけると、どこを削ればいいかが見えてきます。

問い合わせのやり取りを一往復減らす

電話が鳴るたびに手が止まります。現場では出られないことも多く、折り返しがたまっていく。かけ直しても相手が出ず、また後で、を繰り返しているうちに一日が終わってしまう。この往復をどれだけ減らせるかが、事務時間を短くするカギになります。

よく聞かれることは、だいたい決まっています。対応しているエリア、料金のおおよその目安、工事にかかる日数、支払いの方法。この四つくらいを、あらかじめ誰でも見られる形にまとめておくと、電話やメールでのやり取りが一往復減ることがあります。

ホームページやSNSのプロフィール、名刺に載せたQRコードなど、置き場所はどこでもかまいません。問い合わせが来たときに「詳しくはこちらを見てください」と一言そえられるだけで、説明の手間がぐっと軽くなります。

一度そういう情報をまとめておけば、内容が大きく変わることはそう多くありません。年に数回、料金や対応エリアを見直すだけで、その後もずっと説明の手間を減らし続けてくれます。手をかける場所を最初に決めておくことが、忙しい人ほど効いてきます。

見積りと書類仕事を「型」にする

見積りを毎回ゼロから作っていると、それだけで何十分もかかります。よく請け負う工事については、あらかじめ数パターンのひな形を用意しておき、単価表を手元に置いておく。数字を差し替えるだけで八割がた完成する状態にしておくと、夜の作業がずいぶん楽になります。

スマホで完結できる部分は、その場で片づけてしまうのもおすすめです。現場で写真を撮ったらすぐに現場ごとのフォルダに振り分ける、気づいたことは音声メモに残す。家に持ち帰る仕事を一つでも減らしておく意識が大事です。

そして、週に一回「事務の日」や「事務の時間帯」を決めてしまう方法もあります。細切れにやるより、まとめて向き合ったほうが集中でき、請求の出し忘れのような抜け漏れも減ると言われています。

ひな形は完璧なものを目指さなくて大丈夫です。最初はよく使う項目を並べただけの簡単なもので十分で、使いながら少しずつ整えていけば、半年もすればかなり実用的なものになっていきます。

少しずつ「一人で抱えない」形にする

事務作業のなかには、自分でなくてもできるものが必ずあります。帳簿づけは会計ソフトや税理士に、電話の一次対応は電話代行に、ホームページの更新は制作会社に。全部を一気に変える必要はありません。いちばんしんどい作業を、まず一つだけ手放してみる。

たとえば、これまで電話でしか受けていなかった問い合わせのうち、時間のかかる下見の日程調整だけをメッセージのやり取りに移すだけでも、日中に手を止められる回数が目に見えて減ったという声があります。

ホームページを持っておくと、問い合わせの入り口が電話一本だけではなくなります。夜間や現場作業中でもフォームやメッセージで受けられるので、手が空いたときにまとめて返信すればよくなる。相手を待たせにくくなり、こちらも慌てずにすみます。「仕事を取るための道具」であると同時に、「事務作業を増やさないための道具」としてホームページを考えてみると、優先順位がつけやすくなるかもしれません。

まとめ

現場で体を使いながら、事務作業まで完璧にこなすのは簡単なことではありません。全部を自分で抱えようとせず、型や道具、人に少しずつ振り分けていくことで、夜の時間や休みの日を取り戻せる可能性があります。できるところから一つずつ試してみてください。

職人HOMEでは、写真とお店の情報を送っていただくだけで、ホームページ作りをまるごとお任せいただけます。「これ以上、事務仕事を増やしたくない」という方こそ、公式LINE(https://lin.ee/RHVRO94N)から気軽にご相談ください。

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