独立して最初の3ヶ月に、やっておくと後で楽になること

独立して最初の3ヶ月に、やっておくと後で楽になること

独立して自分の屋号で動き始めたばかりの頃は、現場の段取りよりも「次の仕事をどうやって取るか」で頭がいっぱいになりがちです。腕には自信があっても、営業や事務は勤めていた頃に誰かがやってくれていた、という人がほとんどだと思います。ここでは、独立して間もない職人さんが早めに手をつけておくと、あとになって楽になることを順番に整理してみます。

目次

最初の仕事は「これまでのつながり」から来ることが多い

独立してすぐの時期は、以前勤めていた会社の元請けや、現場で一緒だった先輩、同業の知り合いからの声かけで仕事が回ってくることがよくあります。手が足りないときに応援に呼ばれる、というかたちで最初の数ヶ月をしのぐ人は少なくありません。

ただ、この流れは相手の都合で決まります。仕事量にムラがありますし、単価も向こうが決めることが多くなります。ありがたい入口ではありますが、そこにぶら下がったままだと、いつまでも下請けのような立場から抜け出せません。

「当面食いつなぐための入口」と割り切ったうえで、それと並行して自分で直接仕事を取るための準備を進めておくことをおすすめします。ここで言う準備とは、屋号や仕事内容を人に伝わる形にしておくこと、過去の現場を写真で残しておくこと、問い合わせを受ける窓口を決めておくことなどです。どれも少し時間がかかるので、忙しくても早めに動き出したほうが結果的に楽になります。

屋号・連絡先・対応できる範囲を「文字にして」まとめておく

独立するとまず名刺を作る人が多いのですが、名刺は目の前で会った相手にしか渡せません。それだけだと、あなたのことを人に紹介したい人がいても、その相手にうまく説明できないことがあります。

屋号、携帯番号、対応エリア、できる工事の種類、これまでの現場の写真を数枚。この程度の情報をひとまとめにしておくだけで、状況はかなり変わります。知り合いが第三者に「あそこ、こういう仕事をしているよ」と伝えやすくなり、紹介がつながりやすくなります。

ホームページは、そのまとめた情報の置き場所として便利です。相手にアドレスを一つ送れば、屋号も連絡先も仕事の内容も一度に伝わります。あとから写真や実績を足していけるので、名刺やチラシを刷り直す手間もかかりません。

見積りと請求のやり方は、暇なうちに決めておく

会社勤めのときは事務方がやってくれていた見積書づくりや請求書の発行、入金の確認も、独立すると全部自分の仕事になります。現場が立て込んでくると、この事務作業が後回しになり、請求が遅れて資金繰りが苦しくなる、ということが起こりがちです。

見積書と請求書のひな形を先に作っておき、屋号入りのメールアドレスや、無料で使える見積ソフトなども早いうちに用意しておくと、忙しい時期に慌てずにすみます。一度形を決めてしまえば、あとは金額を入れ替えるだけで使い回せます。

あわせて、よくある工事のおおまかな料金の目安を自分の中で整理しておくと、問い合わせがあったときにその場で答えられます。金額の話にすぐ応じられる職人さんは、それだけで信頼されやすいと言われています。

口約束をなるべく減らして、後々のもめごとを防ぐ

独立すると、元請けや施主とのやり取りを自分一人で受けることになります。「言った・言わない」でもめると、立場の弱い個人事業主のほうが我慢を強いられることが多く、独立直後ほどこのダメージは大きくなります。

大げさな契約書までいかなくても、工事の範囲・金額・支払いの時期を書いたメモやメールを一通残しておくだけで、あとで確認できる材料になります。追加工事を頼まれたときも、その場で口約束せず「金額を出してから返事します」と一度持ち帰るクセをつけておくと安心です。

こうしたやり取りの記録は、屋号のメールアドレスに残しておくと後から探しやすくなります。ホームページに問い合わせの窓口を置いておけば、最初のやり取りが文字で残るので、その点でも役に立ちます。

「探されたときに見つかる状態」を先に作っておく

近ごろは、家の修繕やリフォームを考えている施主さんや、応援を探している工務店が、「地域名と業種」でインターネット検索してから連絡先を探すことが増えていると言われています。紹介のない相手からすると、検索して出てこない職人は、そもそも候補に入りません。

独立直後で実績がまだ少なくても、屋号・対応エリア・連絡先・現場写真が数枚あるだけで、問い合わせの入口としては十分に働きます。完璧なものを作ろうとして手が止まるより、まず最低限の情報を出しておくほうが大事です。

SNSだけで発信している人もいますが、投稿は時間がたつと流れて埋もれてしまいます。検索から辿り着ける場所を一つ持っておくと、あとから見返してもらえますし、少しずつ写真や実績を足していけば、それが積み重なって会社の信用を伝える材料になっていきます。

まとめ

独立してすぐは目の前の現場で手一杯になりますが、ここで挙げた「つながり以外の入口づくり」「情報のまとめ」「事務のひな形」「口約束を減らす工夫」「検索で見つかる状態」は、早く手をつけるほどあとで効いてきます。一度に全部やる必要はないので、時間の空いたときに少しずつ整えていきましょう。

職人HOMEでは、現場の写真とお店の情報を送っていただくだけで、あとは丸投げでホームページを持てます。独立したばかりで何から手をつければいいか迷っている方は、公式LINE(https://lin.ee/RHVRO94N)から気軽にご相談ください。

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